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歌ってみたの始め方【録音編】

​★前置き

 「歌ってみたの始め方」では、

 ・必要な機材は何か

 ・必要なソフトはなにか

 ・どうやって録音するのか

 ・どうやってMIX師さんを探せばいいのか

 ・どうやって投稿するのか

 

など、これから歌い手になりたい・歌ってみたを始めたい方向けに、PCでの「録音~MIX~投稿」までのやり方を掲載しています。是非参考にしてください!

​今回は【その2】録音編 になります!

【その1】録音準備編(機材紹介など)はこちら➡

​(※スマホでの歌ってみたの始め方も今後作成予定です(`・ω・´))

​■カラオケ音源を用意しよう

  歌を録音するためにはカラオケ音源(instrumental:通称inst)が必要になります。MIX師さんに渡す音源としてもカラオケ音源は必要になります。なので、録音をするためのカラオケ音源からMIX師さんに渡すことを想定して用意すると良いでしょう。

 

 カラオケ音源は、ニコカラ等本家様以外の音源を使うのは基本NGです。動画と音源を合わせる作業(エンコード)は、変換という工程が入るため大なり小なり画質・音質ともに劣化します。ではどこからカラオケ音源をダウンロードすればよいのか。​それは、本家の説明欄に記載されているダウンロードリンクから落とします。

 上記画像はDECO*27 さん の「ヒバナ feat. 初音ミク」のニコニコ動画における動画説明欄です。ほとんどのボカロPさんは上記画像のように「インストはこちら→ダウンロード用URL」のように音質の最も良いカラオケ音源(・歌詞)のダウンロードリンクを分かりやすいように記載してくれています。必ずここからダウンロードしましょう。

​■DAW(録音・MIXソフト)の初期設定を行おう

 さてカラオケ音源を用意出来たので録音を始めましょう!【録音準備編】でDAWのインストールは終わっているはずなので、DAWの初期設定に必要なことを紹介します。

 ①音の入力元・出力先のパスにインターフェースを設定する

 ②サンプリングレート・bit数を設定する

 ③テンポを設定する

 上記3つは最低限設定しておきたいですね!①に関しては、マイクに向かって入れた音をDAW上に記録するためや、DAWから流れるカラオケ音源等の音をヘッドフォンに流すために一番最初に設定する必要があります。②は音質の設定で、③は設定しておくと歌っている時のリズム補正として便利です!

 

 今回は無料DAWとしても名高い「Reaper」を例にご紹介していきます。​(※今は試用期間が長いだけで後々ライセンスを有効化する必要があるようです)

​ Reaperを開いたら、「Ctrl+P」もしくはメニューバー「Options > Preferences as...」を押します。(※上記画像は言語設定が英語ですが、日本語にすることもできます。知りたい方は検索してみましょう!)

​ 「Audio > Device」から「Audio device settings」を開きます。まず、

  1.「Audio system」のところで「ASIO」を選択

  2.「Asio Driver」のところで「(自身が使っているオーディオインターフェース)」を選択

​だけで設定は完了です!ここでデフォルトではサンプリングレートが44,100HzになっているのでこのままでOKです!

​「あれ?bit数は?」と思った方は、「ASIO Configuration」をクリックすることでご自身のオーディオインターフェースのデバイス設定が開くのでそこで16bit or 24bit に指定してあげましょう。

(※ちなみに市販のCD音源は44,100Hz・16bitです)

(※このやり方でbit数を指定できない方は記事の最後の方に別のやり方を記載していますので、ご確認ください。)

 ここまでの設定で①・②はクリアです。後は③テンポの設定ですね!テンポを設定しておくと、そのカラオケ音源のテンポに合わせたメトロノームを再生できるため、歌いながらリズムを合わせることが出来て便利です!

​ テンポ=BPMともいいます。Reaperでは画面中央に「BPM」と書かれている箇所があるので、ここの数値をカラオケ音源のBPMと同じ値を入力してあげます(※デフォルトでは120になっています)。

 「え?曲のBPMなんてどうやって調べるの?」ってなりますよね。安心してください。めちゃくちゃ簡単な方法で曲のBPMを調べられるソフトがあります。それが「BPM Analyzer」です。

​ 「BPM Analyzer」をダウンロードし、インストール後起動したら、「BPM Analyzer」上の真っ黒の画面にカラオケ音源をドラッグ&ドロップでいれるだけです。すると、

​ すぐにBPMが出ます。簡単ですね(o^―^o)ニコ このBPMをさきほどのReaper上の「BPM」のところに入力してあげればこれで録音の初期設定は完了です。

​■録音しよう!

 さてさてようやく録音スタートです。ここでは以下のやり方を紹介します。

 ①トラックの作成方法

 ②カラオケのキー変更のやり方

 ③録音のやり方

 ④メトロノーム音の出し方

 ⑤書き出し方

①トラックの作成方法

 録音を開始する前に、まずはカラオケ音源をDAW上に読み込ませましょう!

 Reaperでは画面左の黒い部分で「右クリック→Insert new track」を選択します。もしくは「Ctrl+T」でも大丈夫です。

 そして作ったトラック上に「BPM Analyzer」と同様カラオケ音源をドラッグ&ドロップで読み込ませます。

​ 録音用のボーカルトラックを作成して録音、の前に②カラオケのキー変更についてお話します。

②カラオケのキー変更

 歌ってみたを始めてそれなりに経っている歌い手さんでも、自分にあったキーで歌えてない人が結構います。原曲のイメージを大事にしたくて、無理してでも原キーで歌いたい気持ちも分かりますが、もともと原キーというのはボーカロイドの高い声で歌っているキーなので、男性は特にそのキーに合わせて歌おうとすると辛いはずです。

 なので、しっかりと自分が一番気持ちよく歌える・一番張り上げて歌えるキーを探しましょう。以下やり方です。

 Reaperでは、読み込ませたトラックの波形をダブルクリックすることで上記画像のタブが表示されます。カラオケ音源の場合まずこの画面が下記の設定になっていることを確認してください。

 ・Position(曲の開始位置)=0:00

 カラオケ音源がズレた状態で録音を開始してしまうと、MIX師さんに渡したときにボーカルがズレて再生されてしまいます。

 そしてカラオケーのキー変更をしたい場合ですが、上記画像の中の「Pitch adjust(semitones)」を「-5~+5」の値で上下させてみましょう。この項目がキーを変更できる場所で、キーを上下させる中で自分が気持ちよく歌える高さを探します。

③録音のやり方

 ボーカルのトラックを作ったら、まずトラックをモノラルトラックにします。ちなみにカラオケ音源のトラックはステレオトラックです。モノラル/ステレオトラックの違いは調べてみてください。見た目で言えば、一つのトラックに波形が上下に二つある音源はステレオトラック、1つのトラックに波形が一つしかない音源はモノラルトラックです。

 モノラル設定は、トラックの「Input channel」という箇所があるのでそこをクリックし、「Input Monos > Input channel」を選択してください。

​ 後は、歌いだしたい位置から少し前に上記画像の縦線のバーを置いてあげます(※縦線のバーは再生開始位置)。録音開始ボタンを押してから、マイクの前まで行って一息おけるくらいの余裕を持たせられるといいですね!

​ 上記画像の①のボタンをクリックすると、赤く光ります。このボタンが赤く光っているとそのトラックで録音ができるよ!という状態になります。その後、②をクリックすると同様に赤く光るのですが、②を押したタイミングで録音が始まります録音を終えたい場合はもう一度②をクリックしましょう。

​ 無事録音できていれば上記画像のように波形が表示されます。これを繰り返し行っていきましょう!

 ちなみにいつでも録音は好きなタイミングで切れるので、曲の最後から終わりまで一気に撮る(一発撮り)必要はありません。自分の中でキリの良いタイミングを見つけ、ベストなテイクだけを残していけば1曲を通してベストなテイクだけの音源が残りますね!

​ 後注意してほしいことは、各パート音が重なる部分というのが出てくると思います。サビ直前で音を伸ばしつつ、その伸ばしている間にサビが始まる曲などがそれにあたります。そういう時は無理に一続きで歌おうとせず、サビ前で伸ばし切って一回録音停止ボタンを押し、サビ前から改めて撮り始める必要があります。

④メトロノーム音の出し方

 メトロノーム音の出し方は簡単です!画面左上に上記画像の赤枠で示した部分にメトロノームのマークのボタンがあるので、そこをクリックして白く光らせましょう。

​⑤書き出し方

​ さぁ、録音も無事終わったらあとは録音したそれぞれの音源を各トラックごとに書き出します!その際メイン・ハモリ・コーラスなどは分ける必要がありますが、同じパートで音が重なっていなければまとめてしまいましょう!そのほうがMIX師さんの作業が楽になります(例:メイン1・メイン2を「メイン」としてまとめる)。

​ では具体的な書き出し手順を紹介していきます。

​ まず書き出したいトラックの上記画像赤枠の「S」の部分を黄色く光るようにクリックします。これでこのトラックの音のみが書き出される状態になります。その状態で、

​ トラック上の最後の波形の右側の何も波形がない部分でクリックし、書き出したい範囲を0:00~指定されるように設定します(書き出し範囲は白く光ります)。

​ その後上部メニューバー「File」から、「Render...」を選択します。

 すると上記画面が出てくるので、変更・確認する項目は以下の通りです。

 ・Time bounds(書き出し範囲)=Start:0:00.000 

 ・Output > Directory=書き出ししたいフォルダ

 ・Output > Filename=Mix師さんがわかりやすいような音源名

​ ・Sample rate=44100Hz or 48000Hz

​ ・Channels=Mono

​ ・Outout format=WAV

​ ・WAV bit depth=16bit or 24 bit PCM

言い忘れてましたが、録音を始める前に音源やこの後紹介するプロジェクトファイルを保存しておくためのフォルダを作っておきましょうね!MIX師さんに渡す人は「曲名_ご自身の活動名」とかだとわかりやすくていいですね!あとは右下にある「Render 1 file...」を押せば書き出しされます!

​■プロジェクトファイルをこまめに保存しよう(※結構重要)

 「録音している途中にPCが落ちた!!!」

 「長時間録音してた音源全部消えた!!!」

なんてことがないように、こまめに録音しているデータ(=プロジェクトファイル)を保存しておくことは超大事です!Reaperでは、

 上部メニュー「Options >Preferences as... >Paths」でプロジェクトファイルの保存場所、書き出した音源の保存場所等の設定が行えます。ここで設定した保存場所にプロジェクトファイルを保存するためには、

 左上当たりにあるボタン群から、上記画像赤枠の部分をクリックで出来ます。

​ 最初の方の設定で録音時のbit数をうまく設定できなかった方は、その右側のボタンをクリックすると

Project Stteings」が開くので、そこの「Media」のタブの中に「Recording」という項目があるので、

 ・Auto format for new recordings=WAV

 ・WAV bit depth(bit数)=16 or 24 bit PCM

​を指定してあげましょう。

​★まとめ

 いかがだったでしょうか。今回は【録音(実践)編】でした!録音お疲れ様でした!もうここまで分かればこの先録音はすべて一人で行えますね(o^―^o)ニコ

​次回はMIXをMIX師さんに頼む方向けに、MIX師さんの探し方や、音源の渡し方について書いていきます!

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